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医理工学院グローバルセンター

ニュース

【ご報告】西岡健太郎助教が日本放射線腫瘍学会優秀教育講演賞を受賞されました

医理工学グローバルセンターの西岡健太郎助教が日本放射線腫瘍学会第35回学術大会(2022年)に発表した膀胱癌の教育講演で優秀教育講演賞を受賞されました。12月1日(金)日本放射線腫瘍学会第36回学術大会(2023年)で表彰式が行われました。詳細はこちら        

 

【ご報告】国際連携研究教育機構(GI-CoRE)で始めた国際共同臨床試験の10年間の成果が国際誌に発表されました

医理工学グローバルセンター白𡈽博樹教授が、本学の国際連携研究教育機構(GI-CoRE)量子医理工学グローバルステーションにて、スタンフォード大学と始めた国際共同臨床試験の10年間の研究成果が、2023年9月14日(木)にオンライン公開されました。プレスリリースの詳細はこちら

 

論文情報

論文名:Ablative Radiotherapy for Lung Tumors: The iSABR Phase 2 Nonrandomized Controlled Trial(肺腫瘍への体幹部定位放射線治療:第2相非ランダム化前向き試験)
URL:https://doi.org/10.1001/jamaoncol.2023.3495

【ご報告】国際シンポジウム「The 10th GCB Biomedical Science and Engineering Symposium」を開催しました

医理工学グローバルセンターは、8月20日(日)にスタンフォード大学医学部放射線腫瘍学科と共催で第10回GCB国際シンポジウム(The 10th GCB Biomedical Science and Engineering Symposium)を開催しました。今年度は10回目を迎え、北海道大学医学部臨床大講堂を会場にZoom Webinarでのライブ配信を併用したハイブリット形式で実施しました。

今回は「Oligometastasis(少数転移)」をメインテーマに、スタンフォード大学のみならず、米国ジョンズ・ホプキンス大学、韓国成均館大学等から世界の第一線で活躍する多彩な分野の研究者が集結し、放射線生物、医学物理、放射線治療、画像診断の多角的な視点から、最先端の研究成果について発表が行われました。

医学研究院長兼本センターセンター長である畠山鎮次教授による開会の挨拶で幕を開け、放射線誘発性腫瘍と免疫反応、少数転移の放射線治療戦略や最先端の治療計画、神経画像診断等のトピックについて、招待講演者6名と本学研究者4名による講演が横断的に行われ、各講演後には、次世代を担う新進気鋭な若手研究者から多くの質問が寄せられました。続くディスカッションでは各分野のエキスパートがディスカッサントとして加わり、議論をさらに深めました。最後に、本センター副センター長の久下裕司教授による閉会の挨拶があり、全ての登壇者と参加者への感謝が述べられ、盛会の内に終了しました。

本センターでは引き続き、国際性を担保した研究開発と人材育成のため、スタンフォード大学を始めとする世界トップクラスの研究者グループとの連携を更に強化してまいります。

 

【ご報告】第10回 GCB 医学物理サマースクール・第6回 GCB 分子医理工学サマースクールを開催いたしました

医理工学グローバルセンターは、8月21日から25日まで、スタンフォード大学放射線腫瘍学科との共催で、第6回GCB分子生物医科学・診断学サマースクールおよび第10回GCB医学物理サマースクールを開催しました。 この夏は4年ぶりの完全対面開催となり、数多くの応募者の中から選考された、オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、カナダ、タイ、台湾等を含む10か国から分子生物医科学・診断学スクールに12名、医学物理スクールに6名の参加者を迎えることができました。米国スタンフォード大学、ジョンズ・ホプキンス大学、台湾長庚記念病院、トルコボアズィチ大学、京都大学、量子科学技術研究開発機構、日立製作所、統計数理研究所から外部講師をお招きし、学内からは、医学研究院、工学研究院、保健科学研究院、歯学研究院、理学研究院、北大病院、アイソトープ総合センター、獣医学研究院所属の教員によって全講義英語にて実施され、昨年度に引き続き、Hokkaido Summer Instituteの科目としても同時開講しました。

一部、諸事情のため海外・国内からZoomを利用して行う講義もありましたが、参加者は興味のあるテーマについて熱心に質問し、講師からの回答に留まらず、参加者同士の意見交換も積極的に行われました。今年は、どちらのプログラムでも対面開催の利点といえる実践的なトレーニングやファシリティーツアーが企画され、参加者の中には、普段の研究・業務の中で経験できない部分にも触れ、最先端の知識を学ぶ機会となるだけでなく、参加者間での情報交換も行われ、有意義な充実した様子の5日間でした。その他、詳細は下記アンケート結果をご参照いただけます。

2023 年の GCB サマースクールに関するアンケートの結果は次のとおりです。:2023 GCB Summer School Survey Results

【お知らせ】北海道大学医療AIシンポジウム(ハイブリッド開催)のご案内

2023年8月5日(土)13:00より、北海道大学医学部フラテホールにて「第2回北海道大学医療AIシンポジウム」が開催・Zoom配信されます。現地参加は150名まで、オンサイン参加ともに事前登録(無料)が必要です。詳細は下記ポスターまたはウェブサイトをご参照ください。

【ご報告】7/4 GCB Special Seminarを開催しました

医学研究院医理工学グローバルセンターは、7月4日(火)に「GCB Special Seminar」を開催いたしました。今回は、スタンフォード大学医学部放射線腫瘍学科のElizabeth Kidd先生を講師としてお招きし、婦人科がん(子宮頸がん等)に対する組織内放射線治療に関する講演を行っていただきました。また、当センター連携研究員であり、北海道大学病院放射線治療科の木下留美子助教から「北海道大学病院における子宮頸がんの放射線治療」についての紹介もあり、Kidd先生からご意見をいただく場面も見受けられました。

医学部臨床講義棟臨床大講堂をオンサイトの会場とし、ライブ配信を併用したハイブリット形式により開催したところ、本学学生・教職員のみならず、国内外から73名の方がご参加くださいました。医理工学グローバルセンターでは今後も様々な国際イベントを企画してまいりますので、皆様のご参加とご支援をお願い申し上げます。

【ご報告】粒子線・陽子線治療の観察研究の一部成果が国際学術誌・特集号に掲載

JASTRO(日本放射線腫瘍学会)によって規定された統一治療方針による粒子線・陽子線治療の観察研究(研究事務局:北海道大学大学院医学研究院医理工学グローバルセンター)は、本学の放射線治療科(研究代表者、研究分担者)、臨床研究開発センター、データセンター、全国の粒子線・陽子線治療施設の研究者から構成される多施設共同研究として2016年5月から開始されました。本研究による全国規模のデータの蓄積により粒子線・陽子線治療の有効性に対するエビデンスが出始め、当時先進医療だった粒子線・陽子線治療は現在、多くの疾患が保険診療の対象に拡大されつつあります。この度、本研究で得られた成果の一部が国際学術誌「Journal of Radiation Research」の特集号として出版されました。

関連情報はこちら:Journal of Radiation Research, Volume 64

【お知らせ】8月20日(日)The 10th GCB Biomedical Science and Engineering Symposiumを開催いたします

今夏、北海道大学大学院医学研究院医理工学グローバルセンターでは、8月20日(日)に、国際シンポジウム「The 10th GCB Biomedical Science and Engineering Symposium」を開催いたします。本シンポジウムは、毎年「医理工学」をテーマに、米国スタンフォード大学が共催する国際シンポジウムです。北海道大学、スタンフォード大学、国内研究機関をはじめ、米国ジョンズホプキンス大学、韓国成均館大学、台湾長庚大学から世界を牽引する研究者をお招きし、医学物理学、放射線治療学、放射線生物学、画像診断学の各分野における最先端の研究発表が行われる予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。プログラムなど詳細については、GCB Website(EN)をご確認ください。

 

【開催概要】

日時:2023年8月20日(日)

会場:北海道大学医学部臨床講義棟2階 臨床大講堂

形式:ハイブリッド形式(オンサイト+Zoom)

参加費:無料(事前登録制)

言語:英語

申込方法:Registration form (google.com) より事前登録をお願いいたします。(2023年8月10日締切)

問合せ先:北海道大学 大学院医学研究院 医学研究院医理工学グローバルセンター

Email: gcb@pop.med.hokudai.ac.jp

【お知らせ】7/4_GCB Special Seminar開催のご案内

7月4日(火)、北海道大学医学部臨床大講堂にて「GCB Special Seminar」を開催いたします。

今回はスタンフォード大学のDr. Elizabeth Kiddを講師としてお招きして「3D Printed and Customized Tools for Gynecologic Brachytherapy」と題しまして、婦人科がん(子宮頸がん等)に対する組織内放射線治療のご講演を予定しています。

本セミナーは、オンライン併用のセミナーではございますが、ぜひとも会場にお越し頂き、Kidd先生のお話を直接会場でご聴講ください。婦人科がんに関心のある方、医学生、初期研修医の皆様のご来場をお待ちしております。

詳細につきましては、下記ポスターをご参照ください。

 

会場にお越しいただく場合、事前参加登録は不要ですが、オンライン参加をご希望の場合は、URL送付のため、6/30(金)までに下記申込フォームより事前参加登録をお願いいたします。

 

 <開催概要>

日時:2023年7月4日(火)15:00~16:00

場所:北海道大学医学部臨床講義棟 臨床大講堂(Zoomによる同時配信あり)

講演者:Dr. Elizabeth Kidd (スタンフォード大学放射線腫瘍学放射線治療分野)

言語:英語

オンライン参加登録:申込Googleフォーム(申込締切:6月30日(金)まで)

お問合せ:医学研究院医理工学グローバルセンター(Email: gcb@pop.med.hokudai.ac.jp

【ご報告】韓国・蔚山医科大・ソウル峨山病院からのご一行が陽子線治療センターを見学されました

令和5年5月24日(水)、韓国の蔚山医科大学・ソウル峨山病院から6名の教職員が北海道大学病院を訪問され、医理工学グローバルセンター放射線治療部門長 青山英史教授が、GCB連携研究員 田村昌也助教とともに、陽子線治療センターを案内されました。

【ご報告】ドイツ・フランクフルト大学から産婦人科医の陽子線治療センター見学がありました

令和5年5月22日(月)、日本産科婦人科学会の国際交流事業でドイツ・フランクフルト大学から来日中の産婦人科医が北海道大学病院を訪問されました。医理工学グローバルセンター 橋本孝之准教授が、北海道大学病院 婦人科医、医学部学生とともに陽子線治療センターを案内されました。

【お知らせ】6/17(土)第8回小児がん放射線治療セミナーが北大医学部フラテホールにて開催されます

医理工学グローバルセンター所属の橋本孝之准教授が当番世話人を務められます「第8回小児がん放射線治療セミナー」が
6月17日(土)北海道大学医学部学友会館フラテホールにて開催されます。現地・オンライン参加ともに、事前に参加登録が必要になります。
詳細についてはこちらをご参照ください。

医理工学グローバルセンター白土博樹教授がICRU委員に就任

医理工学グローバルセンター白土博樹教授が、放射線の単位と測定に関する世界最高機関である国際放射線単位測定委員会(International Commission on Radiation Units and Measurements ,ICRU)の委員(ICRU Commission Member)に推薦され、令和5年4月から就任しました。

ICRUの使命は、放射線医療、放射線科学技術、そして放射線防護において、電離放射線を安全かつ効果的に適応するために、放射線に関する量、単位、用語、測定法、参照すべきデータに関して、最新の科学的データと情報を基に国際勧告を作成し、公布することです。1925年から一貫して非営利組織として活動し、世界保健機関(WHO)、国際原子力機関(IAEA)、国際放射線防護委員会(ICRP)、国際標準化機構(ISO)等と密接に連携し、様々な組織や機関、放射線関連の作業者、患者(特にがん患者)、そして公衆全体が、その恩恵を受けています。ICRUは各分野の専門家十数名で構成され、白土教授は放射線治療や粒子線治療領域の専門家として、関連する国際勧告の作成・審査、関連する各ICRU業務等を行っていくことが予定されております。

就任にあたり、「我が国の放射線医療、放射線科学技術の成果を国際勧告に反映することに関しても努力していきたい。」とのことで、今後の活躍が期待されます。

関連情報はこちら:Hiroki Shirato – ICRU

【お知らせ】タ キンキン准教授のJMRI投稿の論文が「最もダウンロードされた論文」に選ばれました

医理工学グローバルセンターの生物指標画像科学研究室 タ キンキン准教授が共著で執筆した論文「Magnetic Resonance Imaging During a Pandemic: Recommendations by the ISMRM Safety Committee」が「最もダウンロードされた論文」に選ばれました。本論文は2021年12月22日にJournal of Magnetic Resonance Imaging (JMRI)に掲載されたものです。

関連情報はこちら:Magnetic Resonance Imaging During a Pandemic: Recommendations by the ISMRM Safety Committee - Collins - 2022 - Journal of Magnetic Resonance Imaging - Wiley Online Library

【お知らせ】第10回GCB 医学物理サマースクール・第6回GCB分子生物医科学・診断学サマースクール8月開催決定

【現地開催:2023年8月21日(月)~8月25日(金)】

この夏、医理工学グローバルセンターは「第10回GCB 医学物理サマースクール」および「第6回GCB分子生物医科学・診断学サマースクール」を開催いたします。詳細はこちらをご覧ください。

今年は4年ぶりに北海道大学医学部にて現地開催となります。学内講師やスタンフォード大学の講師に加えて、国内外の研究機関から海外から世界をリードする講師が講義を行います。ぜひ、ご応募下さい!

 

問合せ先:医理工学グローバルセンター (GCB)【Email】 gcb@pop.med.hokudai.ac.jp

白𡈽博樹教授が「日本学士院 第112回授賞式」に出席されました

医理工学グローバルセンターの白𡈽博樹教授が、令和4年6月27日に挙行された日本学士院賞の第112回授賞式に出席されました。

受賞の様子はこちら北海道大学大学院医学研究院のウェブサイトをご覧ください。

タ キンキン准教授がアジア磁気共鳴医学会にてContribution awardを受賞されました

医理工学グローバルセンターの生物指標画像科学研究室 タ キンキン准教授が2022年5月22日アジア磁気共鳴医学会にてContribution awardを受賞されました。この賞は、最多演題数を投稿した研究グループの研究責任者に贈られるもので、医理工学院生物指標画像科学分野から3名が演題を提出した研究室代表のタ准教授が受賞されました。

ASMRM2022のホームページはこちら:https://www.asmrm2022.org/en

タ准教授研究室の医理工学院修士課程1年・坂本大貴さんがBest poster award (Second prize), ASMRM2022を受賞されました

医理工学院 生物指標画像科学分野(タ キンキン准教授研究室)修士課程1年の坂本大貴さんが2022年5月22日にアジア磁気共鳴医学会にて「Best poster award (Second prize), ASMRM2022」を受賞されました。この賞は、発表された科学的ポスター発表内容の査読に基づき、選ばれた40歳以下の主著者に贈られるものです。坂本さんが発表された「Potential of Quantitative MRI Indices in Evaluating Lumbar Intervertebral Disc Degeneration」のポスター内容が評価され、受賞されたものです。

ASMRM2022のホームページはこちら:https://www.asmrm2022.org/en

小野寺康仁准教授が令和3年度北海道科学技術奨励賞を受賞されました

医理工学グローバルセンター(GCB)分子・細胞動態計測研究室の小野寺康仁准教授が令和3年度北海道科学技術奨励賞(功績名:「細胞内代謝の変化が発がんおよび治療耐性を誘導する分子メカニズムの解明」)を受賞されました。本功績にはGCBの前身であるGI-CoREにて行われた研究(Nat Commun 2018)も含まれており、当該研究は現在進行中の国際共同研究「腫瘍内代謝ジオメトリに基づくがん治療の最適化に関する研究」へと発展しています。

南ジンミン客員研究員が公益財団法人放射線影響協会の令和3年度放射線影響研究奨励賞を受賞しました

医理工学グローバルセンター(GCB)の分子・細胞動態計測研究室グループの南ジンミン客員研究員(現在のご所属:京都大学大学院生命科学研究科)が公益財団法人放射線影響協会の令和3年度放射線影響研究奨励賞(研究題目:「放射線影響による細胞外微小環境のリモデリングを担う小胞輸送メカニズムの解明」)を受賞されました。 本受賞研究は、 白土教授の総括のもと、GCB(およびGSQ)のサポートにより、 GCB研究チームが実施・発表してきた業績(対象論文:Int J Nanomedicine 2017、Nat Commun 2018、Cancers 2019、Neuro-Oncol Adv 2020、Commun Biol 2020)が認められたものです。

タ キンキン准教授がJSMRM 2021・ASMRM2021 合同大会 学術奨励賞を受賞されました

医理工学グローバルセンターの生物指標画像科学研究室 タ キンキン准教授が2021年10月8日に第49回日本磁気共鳴医学会大会(JSMRM 2021)・ 第3回アジア磁気共鳴医学会大会(ASMRM2021)合同大会にて、JSMRM 2021・ASMRM2021 合同大会 学術奨励賞を受賞されました。 受賞した題目は「Noninvasive Assessment Of The Cerebrospinal Fluid and Its Composition By Electric Properties Tomography(導電率イメージングを用いた脳脊髄液とその成分の非侵襲的評価)」で、日本磁気共鳴医学会大会にて発表されたポスター論文の中より選ばれました。

小野寺康仁准教授の研究が、令和3年度科学研究費助成事業(国際共同研究強化(B))に採択されました

医理工学グローバルセンターの分子・細胞動態計測研究室 小野寺康仁准教授の「腫瘍内代謝ジオメトリに基づくがん治療の最適化に関する研究」が、令和3年度科学研究費助成事業(国際共同研究強化(B))に採択されました。

西岡蒼一郎学術研究員がNeuro-Oncology誌が選定する Best of SNO 2020 コレクションに選出されました

医理工学グローバルセンターの分子・細胞動態計測研究室の西岡蒼一郎学術研究員が2020年にNeuro-Oncology誌が選定する Best of SNO 2020 コレクションに選定されました。Best of SNO 2020はNeuro-Oncology、Neuro-Oncology Practice、Neuro-Oncology Advancesに掲載された論文の中から、2020年に最も話題になった論文、最も読まれた論文、最も引用された論文を集めています。受賞した研究論文は「Rab27b contributes to radioresistance and exerts a paracrine effect via epiregulin in glioblastoma」。Neuro-Oncology Advancesに掲載されたスタンフォード大学との国際共同研究成果が評価され、受賞に至りました。北大プレスリリースで詳細をご覧いただけます。

西岡蒼一郎学術研究員が日本放射線影響学会第64回大会 ポスター発表優秀演題優秀賞を受賞されました

医理工学グローバルセンターの分子・細胞動態計測研究室の西岡蒼一郎学術研究員が昨年度の「日本放射線影響学会の若手優秀論文賞受賞」に引き続き、今年度は「ポスター発表優秀演題優秀賞」を受賞されました。受賞した研究論文は昨年8月に国際学術誌Neuro-Oncology Advancesに掲載されたものです。掲載された際の北大プレスリリースはこちら

呉 秉修学術研究員が「2021年度 日本放射線影響学会 若手優秀論文賞」を受賞されました

医理工学グローバルセンターの分子・細胞動態計測研究室の呉 秉修学術研究員の研究論文「Lysosomal trafficking mediated by Arl8b and BORC promotes invasion of cancer cells that survive radiation.(Arl8b と BORC を介したリソソームの輸送は放射線から生き延びた癌細胞の浸潤能を促進する)」が今年度日本放射線影響学会の若手優秀論文賞を受賞されました。関連情報はこちら:『日本放射線影響学会』『北大プレスリリース

当センター・北大病院・スタンフォード大学の共同研究論文がNature Machine Intelligence誌に掲載されました

医理工学グローバルセンター(センター長 白𡈽博樹教授)の研究グループが,北海道大学病院放射線診断科(科長 工藤與亮教授)の加藤扶美講師らとともに,アメリカ・スタンフォード大学の研究チームと行ってきた共同研究の成果をまとめた論文「Radiological tumor classification across imaging modality and histology(複数の画像診断法と複数のがん種に渡る放射線学的腫瘍分類)」がNature Machine Intelligence誌に掲載されました。北大ホームページのお知らせに詳細が掲載されております。

【報告】令和3年度の体制図を更新し、「組織概要」に掲載しました

【報告】令和3年度の体制図を更新し、「組織概要」に掲載しました

【報告】第3回分子医理工学サマースクール及び第7回医学物理サマースクールを開催

医学研究院医理工学グローバルセンターは, 2月15日(月)から19日(金)まで第3回GI-CoRE分子医理工学サマースクールおよび第7回GI-CoRE医学物理サマースクールを開催しました。

新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、今年度は両スクールともにオンライン開催となりました。医学研究院、工学研究院、保健科学研究院、理学研究院、付属病院、アイソトープセンター所属の学内講師に加え、スタンフォード大学・ケンブリッジ大学等の世界的な講師がライブあるいはオンタイムで講義を行いました。

第3回GI-CoRE分子医理工学サマースクールでは放射線生物学や分子イメージング等医理工学の基礎、応用研究、実験実施方法などの理論とデモンストレーションを網羅した包括的な講義が実施されました。また、第7回GI-CoRE医学物理サマースクールでは医学物理を中心とした医理工学の理論のみならず最先端技術にふれるデモンストレーションも配信しました。各サマースクールの一部講義については、昨年に引き続き合同で行われました。

今回は医理工学院の履修登録者3名のほか、過去のサマースクール参加者や学内から希望を募った結果、30名余りの聴講者が講義をweb視聴しました。例年と異なる遠隔方式でしたが、参加者は幅広い分野の見識を広め、活発に意見交換を行っていました。今年度の経験を踏まえ、今後も若手育成プログラムが更に発展することが期待されます。

Message from Alumni 2

Yusuke Nomura, Ph.D.

Postdoctoral scholar, Department of Radiation Oncology, Stanford University

My name is Yusuke Nomura. I was a Ph.D. candidate at Department of Radiation Oncology, Graduate School of Medicine, Hokkaido University. During this course, we developed a projection-domain scatter correction method for cone-beam computed tomography (CBCT) using a modified scatter kernel method and evaluated its impact on CBCT-based proton dose calculation. Moreover, a novel CBCT scatter correction method was established using a residual convolutional neural network. These works were partially supported as the GSQ collaborative researches by the Global Institution for Collaborative Research and Education (GI-CoRE) Hub at Hokkaido University. I would like to appreciate Prof. Hiroki Shirato, Prof. Shinichi Shimizu, Prof. Lei Xing, Dr. Qiong Xu, and all GSQ members who supported my works.

I also completed a Japanese medical physicist training course certified by the Japanese Board for Medical Physicist Qualification (JBMP). This course covers a broad range of subjects in radiation physics, biomedical engineering and clinical medical physics. Thanks to Hokkaido University Hospital members, I was successfully certified as a medical physicist.

After graduating from the Ph.D. course, we established a novel proton dose calculation method using a 3-dimensional convolutional neural network. This network also calculates uncertainty in dose, which improves reliability of deep learning-based techniques for clinical proton therapy.

I am currently a postdoctoral scholar at Prof. Xing’s lab of Department of Radiation Oncology, Stanford University School of Medicine. I further try to explore new deep learning-based applications for advanced radiation therapy which can be readily and precisely conducted in clinic. The tremendously valuable skills obtained at Hokkaido University will be useful for future works.

Message from Alumni 1

Jihun Kwon, Ph.D.

MR Clinical Scientist, Philips Japan

I’m Jihun Kwon. I was a PhD student at the Department of Radiation Oncology of Hokkaido University from April 2016 to March 2020. My main research topic was the utilization of gold nanoparticles to enhance therapeutic outcomes in radiation therapy. Through close collaboration with researchers from Stanford University, such as Dr. Hao Peng and Dr. Anastasia Makarova, we implemented a Monte-Carlo simulation for estimating the radiation dose enhancement caused by clustered gold nanoparticles. We demonstrated that the dose enhancement tends to be overestimated when the cluster forming property of gold nanoparticles is not taken into account. This finding was published from the journal NIM B.

During my PhD program, I received a scholarship from the Japanese Society for the Promotion of Science (JSPS), which gave me the opportunity to spend 16 months as a visiting research fellow at the Brigham and Women’s Hospital, Dana-Farber Cancer Institute, and Harvard Medical School in the USA. I studied metallic nanoparticles and radiation-induced changes of tumor function by preclinical magnetic resonance (MR) and ultrasound imaging, under the supervision of Prof. Ross Berbeco. Part of this work was recently published in the journal Ultrasound in Medicine and Biology, and other works are currently under review.

Also at Hokkaido University, I completed a Medical Physicist training program. Thanks to many highly-skilled and knowledgeable clinical staff in the department, I was able to acquire important clinical skills and experience through the program, such as radiation therapy treatment planning and quality assurance. I also passed the Medical Physicist exam and was certified by the Japanese Board for Medical Physicist (JBMP).

After I got my PhD, I started working as an MR Clinical Scientist at Philips Japan. My main role is to conduct collaborative research with customers to meet their clinical needs and thereby enhance the clinical value of our MR system. The skills and knowledge I obtained during my PhD program at Hokkaido University have been invaluable in my new job. I am looking forward to seeing my work contribute to healthcare in the future.

GCB’s latest finding featured on 21+ major news websites

Key molecules mediating radio-resistance in glioblastoma multiforme (GBM) have been identified by GCB scientists. The important finding has already garnered much attention from the medical community all over the world in the short time since its announcement.

GBM is treated by radiation therapy combined with chemotherapy, but the five-year survival rate is less than 7 percent even with this procedure. By some unknown mechanisms, GBM quickly gains resistance to radiotherapy. Now, a team of scientists from Hokkaido University and Stanford University have revealed a critical process by which this happens. Two main molecules, Rab27b and epiregulin, were identified which interact to contribute to GBM radio-resistance. By revealing the roles that these molecules play, the GCB has exposed a possible target for treatment of this aggressive cancer of the brain. One that could significantly increase the survival rate for GBM.

The research was published in the journal Neuro-Oncology Advances.

Original Article

Soichiro Nishioka, et al. Rab27b contributes to radioresistance and exerts a paracrine effect via epiregulin in glioblastoma. Neuro-Oncology Advances. August 8, 2020.

DOI: 10.1093/noajnl/vdaa091

**Virtual Presentation** The 4th Graduate School of Biomedical Science and Engineering Student Research Presentations and Corporate Briefing Session on October 14, 2020

The 4th Graduate School of Biomedical Science and Engineering Student Research Presentations and Corporate Briefing Session will be held virtually on October 14, 2020.

Students in the first year of the master’s program will make presentations on their ongoing researches and future perspectives, followed by a corporate briefing session to be made by several companies.

Date Wednesday, 14 October 2020
Time 1:00pm-3:30pm Student Research Presentations
3:30pm-5:30pm Corporate Briefing Session
Language Japanese
Software Zoom
Registration Please pre-register via email at gcb@pop.med.hokudai.ac.jp by Tuesday 13 October. Those who pre-register will receive the Zoom meeting information via email prior to the event.
Contact gcb@pop.med.hokudai.ac.jp

Postponed: The Summer School 2020 -Medical Physics School-and -Radiation Biology School-

In consideration of the outbreak and continuous impact of the novel coronavirus disease (COVID-19), the Summer Schools 2020 -Medical Physics School-and -Radiation Biology School- have been postponed to later this year.

While closely monitoring both the local and global situation related to COVID-19, we will set up measures upon implementation of the Summer Schools and inform you of the details on this site.

We appreciate your kind understanding.

Copyright © Global Center for Biomedical Science and Engineering, Faculty for Medicine, Hokkaido University. All rights reserved.
EN/JA

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