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医理工学院グローバルセンター

【ご報告】第9回 GCB 医学物理サマースクール・第5回 GCB 分子医理工学サマースクールを開催いたしました

 医学研究院医理工学グローバルセンターは、8月22日(月)から8月26日(金)の5日間にわたり、スタンフォード大学放射線腫瘍学科と合同で第5回GCB分子医理工学サマースクール及び第9回GCB医学物理サマースクールを開催しました。過去2年間はオンライン開催を余儀なくされましたが、今年は国内からの参加者のみ対面での参加を可能としました。一方で、未だ日本への新規入国が容易ではないことから、海外からの参加は今回もオンラインに限定しましたが、医理工学院の協力のもと各講義室の設備を整え、実際に講義室で行われている授業及び現地で受講する参加者の様子をライブ配信する「ハイフレックス授業」を実施しました。

 本サマースクールは、毎年多彩な講師をお招きしています。今年は、スタンフォード大学から3名、トルコボアズィチ大学、京都大学、量子科学技術研究開発機構からそれぞれ1名の外部講師をお招きし、本学からは、医学研究院、工学研究院、保健科学研究院、歯学研究院、理学研究院、北大病院、アイソトープ総合センター、獣医学研究院所属の教員が全編英語で講義を行いました。医理工学サマースクール、分子医理工学サマースクールともに、基礎や理論、応用研究、実習、デモンストレーションを網羅した包括的な講義がバランスよく組み込まれ、講義形式の授業に加えて、対面参加者には現地での実習や施設見学、オンライン参加者には最先端技術にふれるデモンストレーションやバーチャル施設見学を行い、それぞれの参加方法に応じたプログラムを提供するという工夫がなされました。さらに、サマースクール参加者が自身の研究発表を行う時間を設けたことにより、参加者同士の研究交流が一層深められ、本学の学生に対してアドバイスを行う姿も見られました。

 世界各国から96名の応募があり、本センターの教員による厳正な選考の結果、エジプト、ルーマニア、ベネズエラ、メキシコ、フランス、イエメン等の初の参加国を含む過去最多の29か国から、医学物理サマースクールには28名、分子医理工学サマースクールには24名が参加しました。また、今年は2年ぶりにHokkaido Summer Instituteの科目としても同時開講し、5名の履修登録がありました。サマースクールの最終日に実施した参加者アンケートからは、非常に有意義なイベントであったと好評を得るとともに、海外からオンラインで参加した方からは、対面での参加を希望する声が多く寄せられました。参加者からの意見を踏まえ、内容をさらにブラッシュアップして次年度も本サマースクールを開催する予定です。

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