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医理工学院グローバルセンター

【ご報告】国際シンポジウム「The 9th GCB Biomedical Science and Engineering Symposium」を開催しました

 医学研究院医理工学グローバルセンターは、8月20日(土)・21日(日)にスタンフォード大学放射線腫瘍学科と合同で第9回GCB国際シンポジウム(The 9th GCB Biomedical Science and Engineering Symposium)を開催しました。9回目を迎えた今年度は、昨年度のオンライン開催から進化させ、感染対策を講じた上で医学部百年記念館をオンサイトの会場とし、オンラインを併用したハイブリット形式により実施しました。国内外からトップクラスの研究者が集結し、医理工学分野における最先端の研究発表及びディスカッションが二日間にわたって繰り広げられました。

 本シンポジウムはスタンフォード大学のQuynh-Thu Le教授による開会の挨拶で幕を開け、一日目は医学物理学及び放射線治療学、二日目は放射線生物学・画像診断学の4つのセッションで構成されました。会場にて講演を行ったのは本学の研究者のほか、本センターの客員研究員でもある京都大学の南ジンミン准教授、更に、今回は3年ぶりに海外からの招へいが実現し、トルコからボアズィチ大学のBurcin Unlu教授、米国からは、スタンフォード大学のGreg Zaharchuk教授、基調講演を行ったデューク大学のPaul Sperduto客員教授の3名が来日され、講演を行うのみならず、コロナ後の国際連携の再起に向けての関係構築も醸成される大変貴重な機会となりました。また、スタンフォード大学のXuejun Gu准教授、タイチュラロンコン大学のAnussara Prayongrat講師、米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校のMary Helen Barcellos-Hoff教授がリモートで講演を行ったほか、環境科学技術研究所の島田義也理事長、量子科学技術研究開発機構の飯塚大輔主任研究員を含む多彩なディスカッサントがリモートもしくは現地で登壇し、活発な議論が交わされました。最後に、本センター副センター長の久下裕司教授による閉会の挨拶があり、全ての登壇者と参加者への感謝が述べられ、盛会の内に終了しました。

 当日は、本学関係者のみならず、現地には延べ81名、オンラインでは40か国を超える国々から200名以上が聴講しました。時差等の都合により、当日聴講ができない参加登録者も多くいることから、当日の収録映像は後日オンデマンド配信を行いました。本センターでは今後もスタンフォード大学を始めとする世界トップクラスの研究者グループとの連携を更に強化し、国際性を担保した研究開発と人材育成を行ってまいります。

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EN/JA

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